地球レオロジー(清水)研究室

レオロジーは物質の流動・破壊・摩擦などの力学的現象をミクロの物理化学素過程から研究する学問分野です。地球の内部は高温高圧の極限状態にあり、断層破壊により巨大地震が起きる一方、地質学的な長い時間スケールでは固体である岩石もゆっくりと流動し褶曲山脈をつくります。当研究室ではこのような地球物質の不思議な力学物性や変形構造の形成メカニズムを解き明かすために、高温高圧実験や微細組織の解析、理論モデルにより研究しています。研究の対象は地殻やマントルの断層帯・地震発生帯、プレート沈み込み帯の高圧変成岩など、地震学・地質学・岩石学を含む地球科学の様々な分野に関係し、理論的基礎は材料物質科学などの工学分野とも共通する学際領域です。私たちの研究に興味のある学生や、多様なバックグラウンドをもつ院生、博士研究員(PD)の参加を広く募集しています。

※ 京都大学理学部 地球物理学教室 活構造講座は令和2年度から新しい体制になりました。

お知らせ

2023年09月12日
地質学会京都大会で院生の柘植さんと中小路さんが口頭発表しました。ラボツアーも行いました。
2023年06月09日
ウェゲナー祭でライブ実験、ライブ中継をしました。
2023年05月24日
日本地球惑星科学連合大会(幕張メッセ)で院生の柘植悠太さんと中小路一真さんが発表しました。
2022年06月10日
ウェゲナー祭が2年ぶり対面で行なわれました。
2021年08月06日
オープンキャンパス(zoom)でラボツアーをしました。
2021年06月11日
ウェゲナー祭がオンラインで開催されました
2021年04月01日
地殻ダイナミクス Newsletter Vol. 5 を発行しました
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