地球レオロジー(清水)研究室
レオロジーは物質の流動・破壊・摩擦などの力学的現象をミクロの物理化学素過程から研究する学問分野です。地球の内部は高温高圧の極限状態にあり、断層破壊により巨大地震が起きる一方、地質学的な長い時間スケールでは固体である岩石もゆっくりと流動し褶曲山脈をつくります。当研究室ではこのような地球物質の不思議な力学物性や変形構造の形成メカニズムを解き明かすために、高温高圧実験や微細組織の解析、理論モデルにより研究しています。研究の対象は地殻やマントルの断層帯・地震発生帯、プレート沈み込み帯の高圧変成岩など、地震学・地質学・岩石学を含む地球科学の様々な分野に関係し、理論的基礎は材料物質科学などの工学分野とも共通する学際領域です。私たちの研究に興味のある学生や、多様なバックグラウンドをもつ院生、博士研究員(PD)の参加を広く募集しています。
※ 京都大学理学部 地球物理学教室 活構造講座は令和2年度から新しい体制になりました。
お知らせ
- 2024年09月26日
- 今年も3回生実習で淡路島・沼島巡検を実施しました。
- 2024年09月15日
- 地質学会(山形大学)で院生が口頭発表しました。
- 2024年06月07日
- ウェゲナー祭と院試説明会でラボツアーをしました。
- 2024年05月27日
- JpGUで現地(幕張メッセ)で口頭発表・ポスター発表を行いました。
- 2023年10月18日
- 地物3回生と京セラ本社ショールームをグループ見学しました。
- 2023年09月12日
- 地質学会京都大会で院生の柘植さんと中小路さんが口頭発表しました。ラボツアーも行いました。
- 2023年06月09日
- ウェゲナー祭でライブ実験、ライブ中継をしました。